先日の作業で致命的なミスを犯し、あまりの恐怖でそのまま放置したまま作業を完了してしまったわけですが
そのミスってのがですね・・・・
カムシャフトのホルダーのボルトをねじ切りました！！
さすがにシャレにならないです
ねじ切った瞬間頭が真っ白になって足元から崩れ落ちました
ＤＩＹ作業をやっている方はいつかやると思うのですがこのボルトを折れた瞬間のショックといったらね
場所が場所なだけに対処方法をおもいつかずにヘッドを閉じてしまいましたが数日たって折れたボルトを抜く方法を調べ上げてねじ切ったボルトをヘッド側を無傷で抜くことにしました
放置するとせっかくのヘッドがダメになるのが目に見えてましたので！！
まず買ってきたのが
エキストラクター
タップホルダー
ドリルの刃（硬そうなやつ）
センターポンチ
合計３５００円てとこです
これで抜けたら安いほうです
あと別の手段として内燃機関係の業者に送って抜いてもらうという方法もあるそうです
いきなり実践は危険なので先月壊したヘッドで練習することに
まずは同じ位置のボルトをねじ切ります
折れたボルトのセンターにポンチで印をつけます
このままボルトに穴を開けようとしても折れたボルトの表面で刃が滑って穴あけが難しいので大きめの刃で表面を削りならします
そして小さい刃で穴あけしてエキストラクターを上に置いて軽くハンマーで叩き込みタップハンドルで慎重にまわします
取れました！！
１５分程度の作業で取れました
意外と簡単！！
しかしこれはあくまで部屋の中の整った環境でやったので成功しただけです
実際に車体に付いたままはこう上手くはいきません
とりあえず実践に移ります！！
削り粉がエンジン内に落ちるとまずいので養生しました
最初ビニール袋で養生してましたがあとでガムテープにしました
練習と同じようにやってみましたがやはり上手くいきません
ちょうど折れたボルトの真上にフレームがあってドリルが垂直に立てられない！！
センターに穴あけするためにドリルで掘っているときにあることに気がつきました
回転にあわせてわずかに折れたボルトが回転している？？？
まさか！？
マイナスドライバーで慎重に回したらゆっくりと折れたボルトが出てきました！！
神様ありがとう！！
少しボルトの周りが荒れましたが穴自体は無傷で抜けました！！
というわけでエキストラクターの出番もなく、練習もほとんど役に立たず折れたボルトを抜き時限爆弾を解除しました！！
さすがに今回はギリギリセーフだったのですが冷や汗が出ました
新品のボルトを１６本注文したので届いたら慎重にヘッドを閉じたいと思います
５月の連休に間にあうかな？？
あぁ、怖かった
