目標 整備道!!②

CBR250RRのエンジンは2度咲く・・・・?


バイク屋 「まさかガイ・・・お前!」






ガイ先生 「お前の想像通りだ」







バイク屋「じゃあ・・・素人のあのおっさんがCBR250RRのエンジンを・・・」








ガイ先生 「そうだ・・・開ける・・・・」







ガイ先生 「あのおっさんにはその才能があった・・・」









バイク屋 「いくら才能があったとしても・・・・
       そんな危険な整備を・・・・!
      エンジン分解だけはやっちゃならん整備でしょうが!」








バイク屋 「ガイ・・・今あのおっさんはCBR250RRのエンジンをいくつまで開ける・・・?」







ガイ先生 「シリンダーヘッドまでだ」





通行人 「さっきからなんなのよシリンダーヘッドO/Hってなによ!?」







ガイ先生 「エンジンフルオーバーホールにいくまでの前準備で行うシリンダー外しのことだ」








通行人 「シリンダー外し?」


  


バイク屋「そうだ・・・エンジンに流れる燃料供給上には頭部から順にバイク各部に
     ガソリンタンク・エアークリーナー・キャブレターと呼ばれるガソリンと空気の密集した3つの場所がある


     キャブレターには混合気がもれないようにガスケット・インシュレーターを設けているがキャブレターO/Hはその接続部を無理やり力で外し・・・
     バイク屋の工賃の何十倍にもあたる金を引き出すことを極意とする・・・・
    たとえその金と引き換えにバイクの体が崩壊してゆこうとも・・・
    
    ちなみにキャブレターオーバーホールはフロート室のガスケットを開けるだけだ」











通行人 「じゃあ、シリンダーオーバーホールは・・・」








ガイ先生 「力でキャブレター本体を外しサービスマニュアルで知識をつける・・・
      そしてシリンダーヘッドカバーからオーバーホールにはいる・・・」






通行人 「そんな・・・キャブレターオーバーホールだけでもバイクがあんなに体中ボロボロになっちゃうのに・・・
      それ以上の整備なんかしたら・・・」








バイク屋 「そうだ・・・この整備はまさに諸刃の剣
      エンジン全てを分解した状態をフルオーバーホールといい少しの間バイク屋をも上回る整備ができるかわりに失敗すればそのエンジンは必ず・・・・・・・・・死ぬ!」







俺 「こんなところで僕だけ・・・負けるわけにはいかない!! 
   ガイ先生認めてください・・・
   今こそ・・・自分の整備道をつらぬき守り通すとき!!

   


   はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl!!

   
   
   






通行人 「もうサービスマニュアルなんかまるっきり・・・・
     見てない!!



    




ガイ先生 「シリンダーヘッドオーバーホール・・・  
      すなわちそれはシリンダーヘッド内部のバルブステムシールの交換!!

       打倒バイク屋の考えは触れることすらできないシリンダーヘッド内部の整備・・・・
      サービスマニュアルが追いつくはずがない・・・!!」






俺 「シリンダーヘッドオーバーホール!!!!!」
     
     















ガイ先生 「おっさん・・・もういい終わったんだ・・・ 
      お前はもう整備できる体じゃない・・・・



      
      ・・・!!!・・・おっさん・・・お前・・・





        バイクを壊してさえもまだ・・・    
        自分の整備道を証明しようというのか・・・







        
       お前はもう・・・立派な素人整備士だよ・・・・!」












・・・俺は・・なにを・・・?