前回の記事の次の日
買い付け申込書を書き、あとは不動産屋に手渡すだけで終わっていたのだが・・・
翌朝早くにジェイソン・ステイタムから電話が掛かった!!
ジェイソン・ステイタム 「実はなあのあとすぐ思い出したことがあってな・・・あの家住宅の基礎が全然足らないんだ・・・・
外から床下をのぞいたときの様子で分かった!」
俺 「そんな・・・だめなの?あの家(倉庫も)・・・」
ジェイソン・ステイタム 「悪いことは言わん・・・・止めておけ・・・・ごめん」
俺が喜んでいたのを知っていたので「ごめん」なんていってくれた・・・
俺 「うん・・・わかったやめておく・・」
プロの大工のジェイソン・ステイタムの意見を聞き落ち込む俺・・・
そして心の奥に湧き上がる黒い感情!!
紛れも無い殺意!!
あのくそ船越がぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!
とんでもねぇ物件紹介しやがって!!!
ぬか喜びさせやがって!!!!
俺はすぐに船越に電話をかけた!!
俺 「あの物件買うのやめます!よく分からないけど基礎が足らないとジェイソン・ステイタムに言われたので!」
船越 「そうですか・・あの近くに物件まだありますのでまた紹介しますので!」
・・・って感じで俺の倉庫の夢はあっけなく終わった・・・
しかし、その後再び船越から電話がありました
船越 「今、例の物件を業者に床をはがしてもらってます!しかし基礎が足らないということは無いそうですが・・・・
もう一度今の状態で見ていただけませんか?
こちらも設計士をつれてきますので!」
なんて執念深いやつだ!
なんとしても買わせる気か!!
俺はもう完全に買う気が失せていたけど、そこまでするならもう一度行ってやる!!
そして今日
再びジェイソン・ステイタムとその物件に訪れた
船越たちはまだ来ていない!!
ジェイソン・ステイタムは家を何度も見直してから言った
ジェイソン・ステイタム 「やはりな!まるでだめだこの家は!!かなり大掛かりな修復でごまかしてあるが危険だ!!」
俺 「やっぱりそうなの・・・じゃあ船越が来たらまた断るね」
そして船越と設計士が到着!!
要約すると
「基礎は確かに足らないけど倒壊するほどではない
しかし、経年劣化でこれ以上悪化することも大いにありうる」
全然理解不能の会話の末
俺 「やっぱりやめときますね!すいませんけど!!」
船越 「分かりました・・・また紹介させていただきますので・・・」
そして次に向かった場所は・・・
別の不動産屋の物件!!
この不動産屋は母の知り合いの人の紹介で
「今いい家が出ているから興味があれば連絡してください」
といわれたので俺は今日の朝早くに見学に行くと連絡しておいたのだ
そしてその物件で奇跡が起きたのでした!!
さらに続く